
お取り寄せの達人のオススメ!
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
チョコファンからの人気も高い、「宝物」という名の10年愛され続けるチョコケーキ
今日は、私の好きなクリオロの、超有名なチョコレートケーキ「トレゾー」をみなさんにもおすすめしますね。チョコファンのみなさんなら、「大好きです!」とおっしゃるかもしれません。
このケーキは2016年に誕生し、今年で10周年を迎えました。名前の「トレゾー」はフランス語で「宝物」の意味。サントス・アントワーヌシェフが自身のチョコレートの技術を注ぎ込んだ集大成であり、まさに傑作です。
先日、クリオロのSNSでは、卒業生たち(現在は有名ブランドで活躍するシェフたち)が10周年を祝うコメントを次々に発信されていて、作り手の間でも特別な存在であることが伝わってきました。
私もこれまでに何度もいただいてきましたが、トレゾーの最大の魅力は、チョコレートが主役であること、そしてその濃厚さです。
ふわっと軽やかなスフレのようなチョコレート生地に、なめらかなガナッシュをサンド。テリーヌや生チョコレートのような満足感があって、表面の薄いコーティングはパリッ、中はしっとり。いつ味わっても、風味も口どけもよくて「おいしいなあ」としみじみうれしいです。
さまざまなフレーバーが季節ごとに登場するのも魅力ですが、やっぱり私が好きなのは「ナチュール(プレーン)」。ヴァローナのチョコレートを使用し、余計な素材を加えないからこそ、カカオのフルーティーさや芳醇な香りがよく、つまり、チョコレートそのもののバランスのよいおいしさをダイレクトに感じられる定番になっているのです。
チョコレート好きにとって、「トレゾー」を買って、冷蔵庫に大切にしまっておき、少しずつカットして味わう……そんな時間は、ほんとうに幸せです。
サントスシェフにお聞きしてみたところ「トレゾーは常温に戻して、なめらかな口どけを楽しんでいただくがおすすめです」とのこと。確かにガナッシュがやわらかくとけて、とてもおいしいです。
10年前から変わらず愛され続け、いまやクリオロの代表作となったチョコレートケーキ「トレゾー」。まだ食べたことがない方は、このアニバーサリーイヤーに、ぜひこの「宝物」を味わってみてください。

市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。
[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*The Chocolate Journal
