お取り寄せの達人のオススメ!
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
パリのCCCでアワード獲得!今大注目のチョコレートです!
このチョコレートボックスは必須。チョコレートの仕事をしている私もそうですが、チョコレートファン・愛好家の方なら絶対チェックしている筈です。
日本のみならず、世界が注目しているといっても過言ではないこのチョコレート。凄いのは2017年のサロン・デュ・ショコラ パリ(パリで行われる世界最大のチョコレートの祭典)の会場で、この中の4粒が高く評価されて表彰されたこと!フランスのチョコレート愛好家団体CCC(Club des Croqueurs de Chocolat)の審査を受け、初出品にして金のタブレット(最高評価)を獲得、数あるチョコレートブランドの中から12ブランドだけに贈られるアワードまで受賞してしまったのです。初出品にしてこの評価、凄いことです。
そういうわけで、チョコレートに関わる方なら間違いなく食べたい、祝福したい、そしてもしかしたら羨望さえされそうな(笑)存在ともいえます。
でも私が今回お薦めするのは、賞をとったという事実とは別の、最も大事なこと。私が「おいしい」と感じるからです。多くの方にもお薦めしたいチョコレートボックスです。
箱の中にはかわいいボンボンショコラが8個。人気のケーキが一粒のチョコレートに姿を変えています。例えばクリオロのショーケースに並ぶ、私の大好きなケーキ「ニルヴァナ」(ブラックベリーティーの香り)、「ガイア」(バニラとキャラメルのケーキ)、「タルト・フレーズ」(苺の季節のタルト)がチョコレートに。詳しい解説はサイトでご覧くださいね。サイトもとても良く出来ていて楽しいです。
このチョコレートを作ったクリオロのシェフ、アントワーヌ・サントスシェフは、南フランス・プロヴァンス出身で、日本に来て24年。日本人のセンシティブな味覚、嗜好を本当によくご存知です。いつも甘すぎることなく、口どけなめらか。チョコレートに寄り添うフルーツやナッツやキャラメルなどの香りがやさしく、ぐっ、と強く主張するというより、ちゃんとそこにいて「元気?」といつものようににっこり話しかけてくれる、そんな感覚があるのです。
クリオロのフレンドリーでハッピーな上質ショコラの世界を、ぜひみなさんも体験してみてください。
追記:私はサロン・デュ・ショコラ パリの表彰式で、ご都合でパリに来られなかったサントスシェフの代理で表彰式に出席、賞状を受け取ってまいりました。多数のメディアが集まり、盛大でした。こちらも詳しくはサイトをご覧くださいね。
市川歩美さん(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。
[ウェブサイト] Chocolat Lover's Net*The Chocolate Journal