お取り寄せの達人のオススメ!
小倉朋子さん(食の総合コンサルタント・食輝塾主宰)
ケーキみたい!とろける皮に、生フルーツがあふれます!
まあるい真っ白なドーム。シンプルで、中身はな~んにも見えないの。
実は中には、スイーツ好きにはたまらない宝物が沢山つまっているんです!
一口かじると、フワ~ッと広がる甘い幸せに、思わずニンマリしてしまいます。イチゴとバナナ、栗の下にはバランスよく自家製のつぶ餡が。全体にふんわりしたホイップクリームがたっぷり、ギッシリ。イチゴもバナナも生フルーツなので、ジューシーな食感も感じられてイチゴの酸味が口の中をさっぱりともしてくれるんです。
養老軒は変わり種な大福を沢山出しているのですが、どの大福も個性を持たせています。生地の食感もそれぞれに違うのが素晴らしい。特にフルーツ大福の生地はどこまでも柔らかいんです。お餅というよりマシュマロのよう。カットしたくてもできないほど柔らかいですよ。
かなり大ぶりの大福ですが、遠慮をしないで大きく口をあけてカプッといってみましょう!ふわふわでとろける生地にビックリしつつ、一口で後から生のフルーツの甘さや酸味と、ホイップクリームのまろやかさがやってきます。さらに小豆の食感も楽しくて。一口だけでも、パティシェのフルーツたっぷりケーキを食べているような錯覚になってしまいます。
栗の箇所を食べると、ポクポクした食感やつぶ餡で王道の和菓子としての大福の味も味わうことができます。外見からは中身がわかりにくいので、どこから食べるかも、プチドキドキ感があって楽しいんですよね。
今回は、フルーツ大福だけでなく、もうひとつの人気大福の「まっちゃり」とのセットをお薦めいたします。まっちゃりは甘すぎないふんわりクリームに養老軒さんの自家製つぶ餡を入れて、抹茶味のお餅でくるんだ和洋折衷の大福です。表面にもまるごと抹茶でコーティングしてあるので、抹茶の苦味とクリームの柔らかさが凄く良いバランスです。シンプルだけど、凄く見た目も美しいなあ、と思います。
どちらの大福もクリームが丁寧にホイップされていて、食感が素晴らしいです。
冷やして食べると違った味わいにもなるので、冬の冷たいデザートとしてもお薦めです。
フルーツ大福は5月までの季節限定品です。お早めにご賞味ください!
小倉朋子さん(食の総合コンサルタント・食輝塾主宰)
フードプロデューサー・大学講師・食輝塾主宰・日本箸文化協会代表
24時間「食」一食、毎日自ら食実験!飲食店、企業のプロデュース、メニュー開発、食事マナー、トレンド、食文化、ダイエット、食育まで専門分野は多数。食から凛と生きる教室「食輝塾」主催。TV・ラジオにもレギュラー出演。著書ベストセラー『世界一美しい食べ方のマナー』ほか多数。新刊『やせる味覚の作り方』(文響社)。
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