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長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)

「辛いけど美味しい」を再現!!ご飯にかけるわさび

 わさびめし

今年もやってきました。味覚の秋。新米の季節です。1年の中で最もご飯のお供がフォーカスされる時期でもあり、ご飯のお供マニアである私が1年でもっとも多忙な時期。そんな新米の季節におすすめするご飯のお供は…… ツーンとくる爽快な辛さとだしの風味が絶妙な「わさびめし」です。

わさびめしを作るのは静岡県静岡市にある創業明治8年の歴史あるわさび加工製造メーカー「田丸屋本店」。静岡県の名産品であるわさび漬の味を守りつつ、わさびを使った新タイプの商品を開発したり他社メーカーとコラボ商品を作ったりと、伝統を守りながらも新しいチャンジをしているメーカーです。今回紹介する「わさびめし」も新感覚なわさびを使ったご飯のお供。

直径3cmほどのミニカップに入ったわさびめし。「これでご飯1杯食べられるの?」と思える量ですが、十分ご飯1杯食べられる量なんです。国産の本わさびに醤油・こんぶとかつおの旨味をプラス。

正直、私はわさびの“ツーンとくる辛さ”は得意ではなかった、このわさびめしに出会うまでは。わさびの美味しさの本質ともいうべき「ツーンッ」とした辛さを活かしつつもカツオと昆布のうまみが効いているのでとても食べやすい。この「辛いけど美味しい!」がわさびめしのすごいところ。

そのまま白いご飯にダイレクトにのせても美味しいのですが、せっかくなら1つ工程をプラスしてほしい。それはかつお節。白いご飯にかつお節を敷きつめてからわさびめしをのせてください。もともとカツオダシが効いてはいますが、そのひと手間で風味がより一層豊かに。

白米好きの私でも飲み過ぎた次の日は「ご飯はのどを通らないなぁ」と思う時があります。みなさまもそんな経験あるはず。そんな時こそわさびめし。わさびの爽快な辛さがツーンと脳天を刺激し目を覚ましてくれる!!……気がします。

当たり前ですが、よっぱらいさんのためだけのご飯のお供じゃありません。朝ごはんに、お昼ごはんに、そして夜ごはんに。さらにさらに、焼いたお肉ついても美味しい。とくに難しい調理はいりません。豚肉でも鶏肉でもフライパンでしっかり火を通して焼いたものに、このわさびめしをつけるだけで爽やかな辛味が引き立ち食欲が増進されます。ぜひお試しください。

長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)

日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するブログ「おかわりJAPAN」主宰。北は北海道から南は沖縄県まで、全国津々浦々の「これさえがあればご飯が進む!」を探求し続け、今までに食べた”ご飯のお供”の種類は1,500種類以上。
その地域に伝わる伝統的なご飯のお供から、創意工夫尽くされたあっと驚く新感覚なお供まで、さまざまなご飯のお供の魅力をブログにて発信しています。ご飯のお供達人としてメディア出演も多数。

[ウェブサイト] おかわりJAPAN
ご飯のお供専門ECサイト「おかわりJAPAN商店」
※本ページにはプロモーションが含まれています

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