お取り寄せの達人のオススメ!
長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)
福岡で大人気の天ぷら屋の名物「いかの塩辛」
ご飯のお供情報を発信していると、「私の地元には、こんなご飯のお供がありますよー」と、教えていただくことが多々あります。
福岡県在住のユーザーさんに教えてもらった「天ぷら専門店ひらおのいかの塩辛」。福岡県内に7店舗あり、福岡県民なら誰もが知っている(!?)人気の天ぷら屋さん。
おすすめされたのはいかの塩辛でしたが、「いやいやこれはお取り寄せだけではもったいない。現地のお店に行って天ぷらと一緒に食べてみたい」ということで、福岡県へ行く機会を待つことに…。
それから3年の月日過ぎて、ついにきました福岡旅行。1泊2日の食い倒れ旅行です。
1日目の夜は福岡名物鉄板餃子とビールをたらふく流し込み、一蘭の本店で〆る。
そして2日目、午前中は明太子メーカーふくやが運営している明太子のテーマパーク「ハクハク」へ。ここでは、世界に一つだけのオリジナル明太子が作れます。
詳細は割愛させていただきます。オリジナル明太子を作って、いよいよ天ぷらひらお? いや、まだです。ランチは水炊きと焼酎をいただきました。
そんなこんなで博多グルメを楽しみながら、天神にあるひらおの店舗に着いたのは2日目の16時半くらい。
ランチタイムにしては遅いし、夜ご飯にしては少し早い時間帯。それなのにお店の前には並んでいる人が。日曜日とはいえ16時半に並ばされるとは、ひらおの人気恐るべし。しかし、行列ができているが回転は早い。少し待つとお店に入れました。
注文は食券スタイル。「天ぷら定食」をポチっと。着席すると天ぷらよりさきにご飯・お味噌汁・天つゆが運ばれてきます。そしてテーブルの上にはひらお名物「いかの塩辛」をはじめ、「高菜」や「もやし」や「じゃがいもを煮たもの」などが置かれています。
これらのお惣菜は食べ放題。なるほど、これは素晴らしいシステム。メインの天ぷらがくるまでにお惣菜でご飯を食べ進めるのも良いでしょうし、お惣菜をつまみにビールを飲むもよし!
待ちに待ったひらおの塩辛、天ぷらを待たずして塩辛を白米にON! いかの塩辛といってもワタは使わず食塩で漬けた塩辛。塩っけは控えめで、塩辛特有の生臭さはなし。新鮮ないかの旨みがダイレクトに伝わってきます。
そして最後にほんのりもゆず風味。なんといってもシコシコ・ぷりぷりそしてコリコリの食感も最高です。もちろん、天ぷらも美味し!
【編集部注】
現在はコロナ対策のため、高菜やモヤシのナムルなどお総菜の無料提供は中止されており、イカの塩辛が小鉢での提供に変更されています(お替わり自由)。
長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)
日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するブログ「おかわりJAPAN」主宰。北は北海道から南は沖縄県まで、全国津々浦々の「これさえがあればご飯が進む!」を探求し続け、今までに食べた”ご飯のお供”の種類は1,500種類以上。
その地域に伝わる伝統的なご飯のお供から、創意工夫尽くされたあっと驚く新感覚なお供まで、さまざまなご飯のお供の魅力をブログにて発信しています。ご飯のお供達人としてメディア出演も多数。
ご飯のお供専門ECサイト「おかわりJAPAN商店」