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スイーツなかのさん(スイーツ芸人)

週2日だけ営業の小さなケーキ屋さんが作る絶品レモンケーキ!

 レモンケーキ

よろスィーツ!
スイーツ芸人のスイーツなかのです!

仕事柄よく聞かれる質問があります。
そんな食べて太らないんですか?とか、スイーツ以外も食べるんですか?とか。
そんな痩せてないですし、きんぴらごぼうも好きです。
ただ、一番よく聞かれるのは「いまスイーツのトレンドってなんですか?」。
日々変わる流行りのなかで、最近聞かれた時の回答は「レモンケーキ」。

レモンケーキって、少しレトロなイメージがありますよね?昔流行ったというか。
けど、いまや雑誌の企画でも取り上げられたり、じわじわ人気がきてるんですよ!
最近、ぼくもレモンケーキ食べ比べる仕事しましたし。

で、その食べ比べの仕事で出会った、あるレモンケーキちゃんに惚れ込んでしまったのです。
それが、今回ご紹介する『まんまある』のレモンケーキ!
前フリ長くて、すみまふぃん。

まんまあるさんは、山口県下関市にある小さな焼き菓子店。
店主の小野さんがおひとりで製造から接客まで切り盛りしていらっしゃるので、お店をあけるのも金曜と土曜の週2日のみ。
文字だけでも伝わるこのアットホームな空気感から、絶品レモンケーキが誕生しました。

まず、生地の上からかけているアイシングに注目!
シャリシャリした食感が、涼しく心地いぃ~。
一般的にはレモンチョコをかけますが、地域的にお年寄りの方が多いので食べやすさを意識し親しみのある味わいにしたいと、今のカタチに。

あとは、生地の質感。
「なんだ!この爽やかな心地よい酸味は!」と驚いたほど、ジューシーでしっとりしたくちあたり!
厳選されたレモンピールの風味も豊か!
ただ、時間が経ってもしっとりさを保ちつつ表面がベタつきにくい生地を目指すのは難しく、レシピは試行錯誤の繰り返しだったそうです。

レモンがもつ瑞々しさをしっかり感じ、スイーツとしてちゃんと美味しい。
控えめな甘さなのも幅広い年齢層で食べてもらいたい、という気持ちが感じられますね。
温もりがあって、ホッと落ち着くレモンケーキちゃん。

学校のクラスにいたら、文化祭や体育祭で中心に行くような一軍グループにはいないけど、少人数のグループですっごく楽しく遊ぶようなタイプ。まっすぐで元気で優しくて天真爛漫なそのこに、一軍のこたちもほんとはどこかで憧れていて。なんだか朝ドラに出てきそうなヒロインっていう感じかな。

美味しいもの食べると、ついつい擬人化。

そもそもレモンケーキをつくるきっかけは、小野さんのお母さんが幼少期に食べたレモンケーキを食べたいと言ったことから、だそう。
昔からあるお菓子って共通言語な要素もありつつ、世代を超えて記憶に問いかけたり、想像力をかきたてる、なんだか不思議なチカラがありますよね。

いいお菓子の特徴はストーリー性を感じるものだと、ぼくは勝手に思っています。
まんまあるさんのレモンケーキは、まさに物語性を感じる奥行きがあって、まだまだこれからも厚みが出るんだろうなと強く感じました。

※編集部注:金、土曜日のみの営業のため、在庫状況はサイトでご確認ください。

スイーツなかのさん(スイーツ芸人)

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。
老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。

[ウェブサイト] スイーツ芸人スイーツなかののお菓子な日記
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※本ページにはプロモーションが含まれています

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