京わらびもち
竹茂楼

上品な甘さ

届いた商品は、小さなダンボール箱でしたが、ずしりと重かったです。箱の中からは、萌木色の不織布に包まれ、上品な包みがでてきました。中に入っていた『お召し上がり方』の紙に、温めて食べも、冷やして食べてもとあったので、両方で試食してみました。温かいわらびもちを食べたのは、初めてです。おぜんざいに、お餅の替りにわらびもちがたっぷり入った状態で、とってもおいしかったです。わらびもちの上にぜんざいをかけ、さらにその上にはったい粉をかけて、いただいたきました。はったい粉は、アクセント程度にかけるのかと思ったら、こんなにかけるの？というくらい、全体がはったい粉だらけになるくらいの量でした。食べた感想は、一口食べて、『はったい粉がおいしい。』二口食べて、『あんこが甘くなくておいしい。』三口食べて、『わらびもちがぷるぷる。こんな弾力のあるわらびもち初めて。』全部食べ終わって、『はったい粉ってこんなにおいしいものだたのか』でした。やさしい甘さのはったい粉、ギリギリまで甘さを控えたあんことわらびもち、全体的に上品な甘さでした。温めて食べたときのほうが、より甘さが控えめに感じられました。70過ぎの両親にも試食をお願いし、感想を尋ねたところ、『はったい粉がおいしい』、『上品な甘さでなのがいい。甘すぎる和菓子は、食べた後に胸が悪くなるが、これはそれがない。いくらでも食べられる。』とのことでした。母は、『子供のころ、おやつで食べたはったい粉が懐かしいと、また食べてみたい』と、よく言っていました。今回の試食で、『はったい粉ってこんなにおいしいものだったんだ』と、見直したようです。6個入りで3800円、1個あたりが600円以上になる品なので、食べ盛りの子供がいる家庭への贈り物には向きませんが、ご年配のご家族への贈り物には、最適の品だと思いました。