生ハムのような食べる削り節「かつお」
かつをぶし池田屋

お酒のアテにぴったり！ しっとり食感の中厚削りかつお節

この度、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。

今年は突然の世界規模での新型コロナウイルス拡大で、外出が制限されたり、働き方などの新しい生活様式を求められたりと、急激な変化がいまも起こっています。重ねて残念ながら毎年のように起こっている水害も重なり、一部スーパーでは賞味期限の長い保存食などの品薄状態が続いていますよね。

「保存食」、それは災害への備えであり、決してそこに美味しさを求めるのものではないといった暗黙の了解があると思いますが、昔から日本では厳しい冬に備えたり、土地の産物を遠方に届けたりするために、海や山の幸を塩漬けや乾物、燻製、漬物などに加工して、長期保存に耐えられるようにしてきました。

いまこういった昔からの保存食を見直して、普段から上手に生活に取り入れていけば、何かあった時に慌てて買い求める必要もないですし、余裕をもって自分が美味しいと思えるもの、納得できるものを選ぶことが出来ますよね。

私はもともと乾物好きで、海産物や豆類などを常備していますが、欠かせないもう一つの物が「かつお節」なんです。

お味噌汁の出汁はもちろんのこと、薄削りをアツアツご飯やお浸しに添えたりと使わない日は無いくらい！ 昆布だしの上品な味も好きなんですが、コクと深みを感じるかつお出汁は家庭料理にぐっと厚みを持たせてくれるように感じます。

そんな私がこっそりストックしているのが、こちら池田屋の“生ハムのような食べる削り節「かつお」”です。

その名の通り、しっとりしていてまるで生ハムのような不思議な食感のかつお節なんですが、噛むとじわっと広がる優しい出汁と塩味が美味しくって、もう手が止まらない!!

埼玉県和光市にある、鰹節と天然だし素材の専門店「かつをぶし池田屋」のこちらの商品は、厳選された鹿児島県産のかつおを和風醤油風味の特製タレ漬け込み、いぶして乾かすという「培乾（ばいかん）」作業を重ねて、中厚削り節に仕上げたもの。

「中厚削り」が、本当の生ハムのような雰囲気を醸し出して、何とも言えないんですよねぇ。しかも生ハムよりヘルシーでぐっとコスパも良いので（笑）、ついつい手が伸びてしまうのです。

ワインや日本酒のお伴としてそのまま食べても美味しいですが、サラダに加えたり、パスタに和えたりしても美味しいです。

未開封であれば賞味期限は製造から180日と長いですが、我が家では人気ですぐに無くなってしまうので、いつも買い足して保存するほど。

化学調味料無添加なので、お子さんから大人まで楽しめるのも良いですね。こんな時だから今も昔も変わらぬ「ほっとする」日本の味を、しっとり柔らかな新食感とともに味わってみてください。


【編集部注】
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