華味鳥 鶏すきセット（3～4人前）
水たき料亭博多華味鳥

お箱の蓋を開けてまず、目に飛び込んできたムネ肉のうすぎりの美しさに思わず溜息をこぼしました。お取り寄せした品が美しく箱詰めされて届けられるのはとても嬉しいものですね。
作り方の説明描きもとても丁寧で、アレンジのところも、送り手方が本当に美味しく食べて欲しいと願って下さっているお心が滲み出ている文面でした。 おかげで楽しく調理ができました。
同梱のわりしたが市販のすきやきの素よりさっぱりとしていましたのも、鶏と相性が良くて納得でした。
モモ肉はジューシーで、冷めても柔らかいままの食感でしたので子どもに1番好評でした。
ハラミは小ぶりでありながら見た目だけでお鍋をリッチに見せてくれ、プリッとした美味しさからあっという間になくなりました。
肝は筋や脂身を処理済みのものでしたので下茹でするだけで良く、調理に助かりました！
量はハラミと同じですが、キュッと旨みがつまっており食べ応えがありました。ちなみに肝独特の臭みは全くありませんでした。

同梱の柚子胡椒には驚きました。愛知には無いお味でしたので、主人はこの柚子胡椒に何より喜び、つゆも全て飲み干しておりました。
福岡の方々は味噌汁にも唐辛子を入れると耳にしたことがありますが、薬味の利かせ方が素晴らしい土地柄なのですね、脱帽しました。
名古屋コーチンというものがこちらにはありますが、華味鳥さんのようにすき焼きからの〆うどんすきでしたら、年齢幅広く味わうことができるものになるのにな、と、やはり福岡を羨ましく、真似したいと思う結論に至りました。ぜひまたリピートさせていただきたく思います！

福岡出身の私にはおなじみの「華味鳥」とはいえ、私の中の華味鳥は、水炊きや鳥ハムorたたきのことでした。鶏すきはお初。

冷凍便で届いたのですが、箱もシンプルかつ上質で、贈り物にもぴったりだなというのが第一印象。
お肉が4種類も入っていました。
・もも肉（250g）
・華味鳥ムネスライス（250g）
・鶏ハラミ（100g）
・華味鳥肝（100g）
量もたっぷり、きれいな桜色のお肉が美しい。

品物に同送された調理ポイントをまずは読んでから作るのがオススメ！
私がここがキモと思ったのは、まずはすき焼き鍋で「白葱と一緒にもも肉の皮を下にして焼く」こと。
このひと手間でぐっと香りも味も深くなったように感じました。

もも肉の弾力のあるジューシーさに、ハラミのプリプリ感、肝もねっとり濃厚、ムネ肉はあっさり、そぎ切りにしてあるのでとっても柔らかで食べやすく、それぞれに違った食感、味わいを楽しむことができました。

そして、鶏すきわりしたが秀逸。
たれだけを味見した時は甘いかな？って思ったのですが、お肉や野菜を入れると、ちょうどよい、絶妙な塩梅で、感心しました。
〆のうどんの時には、もう美味しくっておだしも飲んじゃったほど。
うどんは福岡のうどんらしく柔らかめでした。

柚子胡椒もとっても合うので是非使ってみてください。
辛いだけでないまろやかな柚子胡椒だと思いました。

私自身、これは美味しい！と思ったのですが、家族が大絶賛！これはまたお取り寄せしよう！！とベタ褒め。
自信をもってオススメできます。

セットに入っている鶏肉は、もも肉、むね肉、はらみ、レバーの4種類。もも肉は皮目を焼いてから煮ることで香ばしさが引き立ち、しっかりした食べ応え。むね肉は薄造りのように切ってあるので、春菊や芹と合わせてさっぱりと。はらみは噛み応えがあり、生卵と絡めて。レバーは付け合わせに用意したとろろと食べたところ、レバーのふんわり感が増し、最高の食べ合わせでした。
割り下は甘すぎず、さすが有名店のお味。用意したどの食材とも相性良く、食べ飽きることなくシメのうどんまで堪能しました。
セットについている柚子胡椒に加え、生卵、大根おろし、とろろ。付け合わせをいつもより多く用意してみました。それぞれの好みに合わせてお鍋をつつき、一足先に冬の食卓の楽しみを感じました。家族や友人と集まる時に、鶏肉の美味しさが楽しめて、食卓が華やかになる贅沢感のあるお鍋のセットだと思います。
鶏すき初体験の友人が「鶏肉ですき焼きするのがこんなに美味しく満足できるなんて」と驚いていました。

むね肉は、割とあっさりとしていて、とてもたべやすかったです。もも肉は、まさにとりにくを食べている、という感慨がダイレクトにやってきました。ハラミは、新感覚で、歯ごたえもあり、ずっとかんでいたいような気持ちにさせられます。肝は、とろっとしたレバーの食感と、特有のちょっとしたほろ苦さが、他の食材とは一線を画しているように感じられました。そして、最後の〆のうどん麺は、それら全ての旨味や、野菜などを筆頭に、具材を甘く煮込んだ鶏すきわりした、煮つめ具合を調節する、濃厚な、使えるんだし とりなんだし、などと渾然一体となって、〆なのに、何人前でも食べられるような感覚になります。また、全過程を通して、溶き卵のまろやかさの中に、柚胡椒の爽やかな辛味が少し加わることで、もう一段階上の美味しさへと、鶏すきを導いているように思いました。

牛肉でも豚肉ではなく、鶏肉のすき焼きというところに興味を持ちました。福岡の宗像市周辺では郷土料理として実際に「鶏すき」があることも、今回初めて知りました。

さっそく届いた商品を開封したところ、説明どおりに4種類の鶏肉部位とわりした、とりなんだし、柚子胡椒、うどん麺と大変ボリュームがありました。
鶏肉は、自社の養鶏場で育てた華味鳥を使用とのことで、素材へのこだわりを感じます。
写真を見ても、これが鶏肉？と驚くほど薄くスライスされていましたが、実物も透きとおるような美しい淡いピンク色のムネスライス肉でした。
もも肉・ムネ肉に加えて、ハラミと肝があるのも珍しく、どちらも鍋で食べることはないので楽しみでした。
さっそく説明書通りにすきやきを作ります。
今まで経験したことのあるすきやきと同様に、肉と葱を一緒に焼き、わりしたを加えて野菜を煮込んでいきます。
肝はあらかじめ下茹でし、むね肉やハラミは固くならないよう火を通しすぎない、といったコツも説明書にありました。

まずはわりしたと共にムネスライス肉をいただきました。
私の知っている鶏胸肉とは違い、とてもしっとりした食感。もっとパサパサしていると思っていたので驚きました。これだけ薄いスライスでむね肉を食べたことがなかったのですが、溶き卵につけると、すきやきを食べた！という実感があり、絶品でした。

次に、焼き目をつけてわりしたでじっくり煮込んだもも肉。
こちらはムネスライスよりしっとりしていて旨みも強く、鶏肉の美味しさが堪能できます。臭みもなく、旨みも普段食べている鶏肉よりも美味しかったです。
わりしたの味が染み込んでいて、家族みんなご飯が止まりませんでした。

そして、ハラミ。
もも肉よりもプリっとした歯ごたえとジューシーな味わいで、これまた美味です！鶏肉のハラミを食べたのは初めてでしたが、こんなに美味しいんだね、と驚きました。

肝も、わりしたの味がしっかりとしていてすきやきに合っていました。肝については家族の中では好き嫌いが分かれましたが、鍋なので苦手な人は食べないことができるので問題ありませんでした。

途中でわりしたに柚子胡椒を加えると、後半のすきやきも飽きずに変化が楽しめます。
柚子胡椒とわりしたの組合せは最高に美味しかったです。

最後はとりなんだしを加えてシメの冷凍うどんを入れました。これがまた美味しく、柚子胡椒入りのつゆの味わいは家庭では出せない味でした。
わりしたは、しっかり甘いタイプではなく少し甘いくらいのバランスです。家族一同、「美味しい」といっていました。1歳の子どもも喜んで食べていました。

梱包も丁寧ですし、バラエティ豊かなセットになっているので、普通のすきやきセットとは違った少し珍しいギフトとして、楽しんでいただけるのではないでしょうか。
霜降り肉は苦手・・・という方でも、鶏肉ならあっさりと食べられるかと思います。
もちろん、自宅用にも良いと思います。
鶏肉の種類が多いので、飽きずにみんなでワイワイ食べられるすき焼きでした。