お取り寄せの達人のオススメ!
伊藤ライムさん(モデル、料理研究家、シャンソン歌手)
一粒で口の中の風景が変わる、爽やかな辛味の生胡椒の塩漬け
夏の終わりころに、ハンドメイドの本の撮影のモデルの仕事を頂きました。撮影の日の朝、ハンドメイドの作家の先生がメイク室にお見えになり、この「純胡椒」を私に下さったのです。お話を聞いてみると、この純胡椒を作っているのがなんと!先生の息子さんなのだそうです。
私は以前にもこの純胡椒を食べたことがあり、とっても美味しかったという記憶があったので、まさかこの場面で再び純胡椒に出会うとは驚きでした!しかも作家の先生の息子さんが作っていらしたとは、何という巡り合わせでしょう。
帰宅後、純胡椒を早速頂いてみました。小さな葡萄の房のような緑色の胡椒が、瓶の中で塩漬けされています。一粒噛んでみると、フレッシュでスパイシーな香りと辛みが広がりました。
この純胡椒はインドネシアのカリマンタン島で採れた胡椒を、生のまま塩漬けにしたものなのだそうです。その土地はミネラルの多い水が豊かなため、その土壌で育まれた胡椒は個性ある風味を待っていると考えられています。
現地で収穫したものをその日のうちに加工し、塩漬けされた胡椒は都市のジャワ島まで運ばれ2次加工と包装を進め、輸出まで全ての現場に立ち製造を行なった塩水漬け胡椒です。
「現地で実る房のままの姿と、カリマンタン産の香り立つ風味と食感をそのまま日本へ届けたい。小さな地域から見つけた良質の胡椒を日本へ輸入するために生産地から一貫した商品作りを。」という作り手の情熱が伝わってきます。
私が感動したのは、この胡椒の消毒に次亜塩素酸ナトリウムを使用せず、焼いた貝殻から出来るアルカリ性のものを使っているということです。ナチュラルなものを使っている姿勢が、より「安心安全な食」を感じることができました。
作り手の方は日本人らしさを大切になさっているとのことで、例えば繊細な香りや歯ごたえなどは、京都の山椒や沢庵などをヒントにすることもあるそうです。だから不思議と、初めて食べた時もどこか懐かしいような、身近にあるような馴染み感を感じたのかもしれません。
この純胡椒の美味しい食べ方は、野菜はもちろん、魚やパスタやおにぎりなどにもよく合います。その一粒が、一瞬で口の中の風景を異空間へ変えてくれます。さわやな森の風が吹くような、異国の街に降り立ったような。なんとも言えないスパイシーな刺激と良い香りが、クセになります。
どんなお料理と合うのか、私自身もこれから探してみるのも楽しみです。皆さんも是非、この純胡椒で異空間への食の旅に出てみませんか。
様々な出会いの中から、豊かな食との繋がりを頂けていることに改めて感謝の日々です。
伊藤ライムさん(モデル、料理研究家、シャンソン歌手)
ファッションモデルとして雑誌、CM、ショー等で活躍した後、1989年渡仏。料理学校「ル・コルドンブルー」に留学し、帰国後は料理家として「伊藤ライムの旅するキッチン」等を出版する他、雑誌やTVでレシピを公開。また、シャンソン歌手として、都内ライブハウス、ディナーショー等のステージに立ち、清涼感漂うシルキーヴォイスで幅広いファンを魅了。2児のお子様をもつスーパーカリスマ主婦!
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