お取り寄せの達人のオススメ!
TOMOKOさん(家庭料理研究家)
クリーミーなのにスパイシー、「笑夢(えむ)」のバターチキンカレー
数年前より福島県と縁があり、年に数回足を運んでいます。福島と言えばお米を始め、桃やイチゴなどが有名ですよね。
私も名物の円盤餃子や馬刺しなど色々と食べ歩きましたが、市内で行列のできるお店「curry diningbar 笑夢(えむ)」を見つけ入ってみました!
そこは注目のスパイスカレー屋さんですが、木がふんだんに使われた居心地の良い空間で、大きなカウンターまで設えられたオシャレなカフェのよう。
カレーをコミュニケーションに生かしたいというオーナーの思いの通り、カウンター越しにお店の方とお客さんが笑顔を交わし、ワイワイガヤガヤとした良い雰囲気です。カウンター越しに盛り付けされる様を見ながら頼んだカレーを待つのは、ライブ感があってワクワクしますよ。
そして待つこと数分、供された一皿は、ドーン!と大きなパパド(インドの豆せんべい、軽い塩味でサクサクした食感!)が飾られた大胆なもの。アチャール(南アジアのお漬物)を始め、色とりどりの盛り付けに心躍ります。そして何より驚いたのが「バターチキンカレー」、そのコク深さでした。
バターチキンカレーと言えば、甘口で日本人好みのマイルドな味わいの代表格ですが、こちらのバターチキンカレーは、クリーミーでバターの芳醇な香りが漂いながらも、スパイスやトマトの酸味が効いてなんとも複雑な味わい。
この味を上手く表現できない筆力がもどかしいですが、「笑夢」はこのバターチキンカレーを主力メニューとして人気を博し、東北地方に3店舗あるお店なんだそうです。それは美味しいはずですよね。スパイスカレー好きも、1周回って“ハマる”なんて話もあるくらい!
そしてスパイスカレーとは不思議なもので、満足してもしばらくするとまた食べたくなる中毒性があります。こちら「笑夢」のカレーはお取り寄せできるので、冷凍庫にストックしておくことでなかなか店舗に行けないジレンマもあっさり解決ですよ。
お取り寄せではバターチキンカレーを始め、数種類の詰め合わせが購入できるので、お店でも選べる人気メニューがお試しできます。
ご紹介の4袋セットはバターチキンカレー(甘口)、合挽き肉のキーマ(甘口)、欧風ポークカレー(中辛)、海老カレー(中辛)が入っています。5袋セットにすればポークヴィンダル(中辛)が、さらに7袋セットでは大人のバターチキンカレー(中辛)とグリーンタイカレー(辛口)が追加になります。
どれも想像しただけでスパイスの香りが漂ってくるようで、そそりますよね~。食べたいときに自宅で解凍、パウチを温めればすぐ食べられます。ぜひ店舗のように盛り付けに少し凝って雰囲気を出しながら食べてみてください。テンション上がること間違いなしです。
4月末には本店が福島県立美術館内へ移転、店名も「Curry and Spice Dishes 笑夢」に変わり、リニューアルオープンしたとのこと。東北のスパイスカレーを牽引する笑夢のカレー、おすすめです。
TOMOKOさん(家庭料理研究家)
おとりよせネット開設時よりスタッフとして関わり、「お取り寄せの達人」などの連載を担当。平日は中堅サラリーマンとしてせっせと働く、週末限定の兼業料理研究家です!