金沢の「洋菓子工房ぶどうの木」は、JR金沢駅のショッピングモール「金沢百番街あんと」内にも店舗があり、北陸新幹線を利用する際に、お土産を買うのにも便利です。けれども、できればぜひ一度、こちらの本店を訪ねていただきたい。私も何度か伺っていますが、その名のとおり、ぶどう園を営む広大な敷地内にあり、そこにはフレンチやイタリアンのレストラン、さらにチャペルも併設され、ウェディングパーティーなども開催可能。ゆったりと過ごせる、とても気持ちのよい空間です。
実は、東京・銀座に本店のある「銀座のジンジャー」なども、同じグループ会社となります。私も、洋菓子店のイメージをずっと持っていたのですが、2007年、「まめや金澤萬久」という和洋菓子ブランドの店舗を東京にもオープンされたことで、石川県内には品質の高い「豆」の生産農家さんがいらっしゃることを知りました。
もともと、このお店の看板商品である「緑のぶどうのクリームサンド」が好きだったのですが、「かなざわ濃茶クリームサンド」は、言ってみれば、日本人に昔から愛されるレーズンサンドの製法と、地元産の「和」の素材を掛け合わせたお菓子。“加賀百万石”と称される前田家の藩祖・前田利家公以来、茶の湯文化が栄えた金沢の地にぴったりの、和の趣きに富んだバタークリームサンドです。
中身のクリームには、金沢の老舗茶商で、江戸時代の安政6年(1859年)創業という「野田屋茶舗」の上質な抹茶をふんだんに使用。「濃茶」と言うのにふさわしく、濃厚に練り上げています。さらに、ほっくりと炊かれた能登大納言小豆をアクセントに散りばめ、それらを挟むサブレも、もちろん抹茶入りです。
冷蔵庫から出したてだとクリームがひんやりして、それもまた夏向けの味わい。少し常温に戻してからいただくと、抹茶の持つ豊かな香りが、よりしっかりと感じられます。サブレがサクサクしすぎず、クリームとほどよい具合になじんで少ししっとりしているため、口の中で違和感なくクリームと混じり合って、ほろほろととけていきます。
春夏時期には、水出しの冷茶などと共にさっぱりといただくのもお勧めです。一方、あえてコーヒーなどと合わせても、抹茶本来のほのかな甘みが引き立てられ、意外な相性のよさを発揮します。
6個入りと12個入りがあるので、用途に合わせて選ぶことができます。新茶の季節に合わせ、初夏の手土産やおもてなしのお菓子として喜ばれそうですね。
平岩理緒さん
(スイーツジャーナリスト)
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