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滝村雅晴さん(パパ料理研究家・株式会社ビストロパパ 代表取締役)

冷凍はおいしい。本格旨辛中華専門ショップの激辛麻婆は沖縄生まれ

 辛麻婆島豆腐(大辛)

世の中が激辛ブームであろうとなかろうと、昔から辛いものが好きだった。これは父の影響か。何かにつけて、七味をかける姿を見てきた。外食で辛い物を食べたい時に、よく麻婆豆腐を選ぶが、辛いだけでは、美味しくない。美味しい辛さがあるのだ。

本格旨辛中華専門のECショップであるRyukyu Hot(琉球ホット)は、コロナ禍に誕生した。外食の機会が制限される中でも本格的な“旨辛料理”を食べてもらおうと、自宅にいながら「現地そのまま」のおいしさや、私のような「旨辛党」の欲求を満たす商品が販売されているのだ。

その中の一つが「辛麻婆島豆腐(大辛)」だ。この商品は、島とうがらしや島豆腐など沖縄ならではの香辛料や食材と定番中華料理を融合した四川料理をベースとした、本格中華の新しい冷凍食品なのだ。美味しさを保つための秘密が冷凍技術。島豆腐の風味や栄養素を損なわぬよう、プロトン凍結技術で急速冷凍しているのだ。

Ryukyu Hotで販売されている麻婆豆腐には、大辛と辛口があるのだが、もちろん大辛を選んだ。旨辛は、食べる前の香りで分かる。匂いが辛いのだ。島豆腐の麻婆豆腐は始めてだ。独特の食感を味わいながら、ごはんをかきこむ。麻婆豆腐にはごはんがあう。

辛さはもちろんだが、そもそもの麻婆豆腐の味付けが、また好みだった。

Ryukyu Hotの商品の企画製造をしているアンリッシュ食品工業は、国内外の有名レストランで経験を積んだシェフらがレシピを考案している。そして冷凍するための凍結機そのものも製造している同社だからこそ、おいしい冷凍食品の作り方を知っている。冷凍保存できるからこそ、余計な材料を加えず、シェフの手作りで作ったかのような商品を食べることができる。

島豆腐に美味しさが染み込み、四川風のしびれる旨味ある辛さたっぷりのひき肉やねぎの味を楽しめるRyukyu Hotの激辛麻婆豆腐は、新しい時代を予感させる冷凍食品だ。

滝村雅晴さん(パパ料理研究家・株式会社ビストロパパ 代表取締役)

料理を通して、家族の食育・共食と健康作り、ワークライフバランス、男性や父親の家事参画を推進する料理研究家。NHK「あさイチ」「きょうの料理」、日テレ「3分クッキング」等出演。毎週末YouTube「ビストロパパCHANNEL」にて料理教室ライブ配信中。ブログ「ビストロパパ~トモショクのススメ~」は16年以上連続更新中。

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