お取り寄せの達人のオススメ!
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
人気店のアツアツ中華まんをお取り寄せ!
夏の暑さが遠く感じてしまうほど、日に日に暑さがやわらぎ、夜が長くなり、秋の色合いが深まってきました。
涼しくなると食べたい料理ががらりとかわるもの。具だくさんのおでん。あったかいクリームシチュー。食べ応えあるゴロゴロ野菜のポトフ。バリエーション無限大のお鍋。
そして、中華まん。
とくに夕方薄暗くなった頃になると、学生時代の部活帰りにお腹が空いてアツアツの肉まんやあんまんをフーフーしながら夢中で食べた思い出がよみがえり、無性に食べたくなってしまうのです。
今では食べたいときにコンビニに行けば買えるようになった中華まんですが、お店やメーカーよって好みは別れるところ。
そんな気軽に買える中華まんをあえてお取り寄せをしても食べたいと思ってしまうのが、『鹿港(ルーガン)』さんの「【全4種類】各5個(20個)セット」です。
有名店なのでご存知の方が多いと思いますが、『鹿港』さんは東京の世田谷にある中華まん店。台湾の鹿港という港町にある老舗店の『阿振肉包 振味珍』で修業をされた職人さんが作られる中華まんを目当てに行列ができるほどの人気店です。
こちらのセットには、『鹿港』の定番商品の
・肉包(ローパオ)
・餡饅(あんまん)
・饅頭(まんとう)
・黒糖饅頭(こくとうまんとう)
計4種類が、それぞれ5個づつ入っています。
肉まんはギュッとつまった肉あんが特徴で、国産豚バラ肉と台湾油ネギのうまみを生かすため、薄味に仕上げられているので、気がついたらぺろっと2個食べていたほどの美味しさ。
黒ゴマの香ばしさがほんのり香るこしあんが詰まった餡饅はしつこくなく、ちょうどよい甘さ。こちらも軽いので余裕で食べられちゃいます。
そして、私がこのセットの中で一番好きな饅頭。中に具が入っていないシンプルな皮のみなのですが、たかが皮だと侮るなかれ。『鹿港』さんのおいしさはなんといっても皮!
ひと口かむとそのきめ細やかでむっちりとした食感に、ちょうどよいほのかな甘味がたまりません。固めになってしまったものは、中国風に油できつね色に揚げて、練乳をつけて食べてもおいしいですよ。
最後の黒糖饅頭は黒糖の素朴な風味が生かしながら、すっきりとした甘みで軽い食感です。
贈り物にしても喜ばれるセット。秋の夜長の禁断のおやつにぜひ!ぜひ!
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
栃木県出身。自身の体調不良をきっかけに東洋医学と出会い、北京中医薬大学日本校で薬膳を学び、国際中医薬膳師に。「薬食同源」の本場中国に留学し薬膳やベジタリアン中国料理等を習得。帰国後、広告・雑誌・ラジオを中心に薬膳料理や健康&美容アドバイスを行う。身近な食材を利用した「毎日食べたい薬膳料理」が好評で、著書『冷え知らずのしょうがレシピ』(PHP研究所)等がある。
[ウェブサイト] まいにち、薬膳料理生活「漢方の知恵を毎日の食卓に いつもの食材効能&レシピ帖」