お取り寄せの達人のオススメ!
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
ココロときめく!見て、食べておいしいフルーツパフェ大福
2020年がそろそろ終わりを迎えようとしています。当たり前にできていたことができなくなり、考え方や生き方までもガラリと変えてしまうほどに、コロナウィルスに振り回された1年でした。
そんななかでも家族と過ごす時間が増えたことで、子どもの成長を改めて感じたり、しぐさや言動に癒されるなど、小さな喜びをたくさん発見できました。また、単調になりがちな家ごもりですが、「お取り寄せ」に救われることもありました。
食べたことのないおかずやスイーツ、思い出の地で食べた懐かしの食事を取り寄せることで、気分を変えることができ、暮らしにメリハリをつけることができました。「お取り寄せ」の魅力に気付けたのも大きな収穫です。
そして、まだまだ予断を許さぬ状態が続くであろう2021年。私のイチ押しお取り寄せは、家ごもり生活でも心がときめくこと間違いなし、フルーツパフェ大福「鴻池花火」です。
おすすめポイント、その1。見た目の美しさにテンションアガる!
見た目はコロンとした大きめの大福ですが、まず断面を見てください!
まるでキャンバスのような生クリームを彩る赤、紫、黄色といった鮮やかなフルーツたち。そして、それらをぐるりと囲む羽二重餅とあんこの額縁。夜空に輝く花火をモチーフにしたというのも、うなずいてしまう納得の美しさです。
第一印象を良い意味で裏切ってくれる、心おどるような色鮮やかなスイーツ。在宅生活のお茶タイムに出せば、家族が笑顔になること間違いなしですよ。
おすすめポイント、その2。パフェの魅力がギュッとつまっている!
パフェは見た目の美しさはもちろんですが、食べていて楽しくなるような、さまざまな具材が繰り広げるハーモニーも魅力です。
こちらの大福は、フルーツパフェ大福という名の通り、ブルーベリー、オレンジ、バナナ、フランボワーズ、パイナップルと、全部で五種類ものフルーツが入っています。
そのフルーツのフレッシュな酸味を、ほどよい甘さの生クリームが引き立たせ、さらにあんこのなめらかな甘みがアクセントとなることで、酸っぱさと甘さの絶妙なバランスを味わうことができます。
さらに食感のハーモニーが素晴らしいんです。餅、あんこ、スポンジ、生クリーム、5種類のフルーツが「せーのっ!」で味わえる、満足度の高い大福なんです。まさに、小さなパフェ。
昨今人気の「パフェ活」ですが、2021年は手軽に楽しめるフルーツパフェ大福をぜひお試しください!
早乙女孝子さん(薬膳料理研究家)
栃木県出身。自身の体調不良をきっかけに東洋医学と出会い、北京中医薬大学日本校で薬膳を学び、国際中医薬膳師に。「薬食同源」の本場中国に留学し薬膳やベジタリアン中国料理等を習得。帰国後、広告・雑誌・ラジオを中心に薬膳料理や健康&美容アドバイスを行う。身近な食材を利用した「毎日食べたい薬膳料理」が好評で、著書『冷え知らずのしょうがレシピ』(PHP研究所)等がある。
[ウェブサイト] まいにち、薬膳料理生活「漢方の知恵を毎日の食卓に いつもの食材効能&レシピ帖」