お取り寄せの達人のオススメ!
甲斐みのりさん(文筆家)
牛乳や豆乳に注ぐだけ。愛らしい猫のラベルのカフェオレベース
俳句で「猫の恋」という言葉は春の季語。散歩中にどこからか甘やかな猫の鳴き声が聞こえてくると、「ああ春がやってきたな」と思うのです。
そんな理由からも、春は猫がラベルやパッケージにデザインされた食品を贈り物に利用することが増えるのですが、今回は、コーヒー好き、おやつ好き、猫好きな方へのオススメをご紹介。
カフェオレベースといえば夏のイメージがありますが、我が家では一年中常備しています。忙しい朝やおやつの時間、豆乳(一般的には牛乳を使用することが多いですが)に注ぐだけで、おいしいカフェオレを味わえることができるので、週の半分はその存在に助けられています。
2019年、私の地元でもある静岡県富士宮市に、同じく静岡県内の掛川市から移転してきた「自家焙煎珈琲豆シロネコ」。店主夫婦は好きな店の一杯のコーヒーに魅せられ、独学で焙煎を習得したそう。良質な生豆を使った、酸味のない深煎りの豆を中心に扱っています。
質のいい豆を正しく深煎りすることで、濃厚なチョコレートのようにほのかな苦味の中に、甘さやコクや芳醇な香りを感じられる仕上がりに。普段は深煎りや酸味が苦手という方も、コーヒー本来の果実味を感じながらおいしく味わうことができます。
そんなコーヒーショップが作るカフェオレベースは、深煎りケニアがベースのオリジナルブレンドを使用。ホットやアイスの牛乳や豆乳で3〜6倍に薄めるだけで、カフェオレのまろやかな味わいを楽しめます。
600ml入りのひと瓶で12~15杯分のカフェオレが作れますが、店主のオススメはベース1に対して牛乳2とのこと。試してみるとより濃厚で贅沢な味わいとなり、お気に入りの飲み方になりました。
無糖タイプなうえ、保存料・着色料無添加なので、健康を気にする方も安心。ラベルの猫の絵は、店主夫婦がこれまでともに生活してきた猫たちがモデルとのことで、コーヒーにもパッケージにも愛情がいっぱい詰まっています。