お取り寄せの達人のオススメ!
長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)
すり鉢で丁寧にすりおろした、出汁香るふわトロ「自然薯とろろ」
今年41歳になるご飯のお供専門家の長船クニヒコです。以前は毎日のようにお肉系や油っこいご飯のお供ばかりを欲していましたが、40歳になると週イチくらいで「今日は胃を休めたいな」と思う時があります。そんな時に重宝しているのが自然薯王国の「自然薯とろろ」です。
自然薯は、長芋や大和芋などの山芋の中で最も粘りが強く栄養価も豊富。希少性が高く価格も少し高価なことから「山芋の王様」とも呼ばれています。
そんな自然薯の魅力を伝えるために自然薯王国を立ち上げた崎田夫妻。もともとは野菜を豊富に使ったメニューを提供する居酒屋を営業していました。お店では自然薯を使ったメニューが人気でした。自然薯商品の開発・販売に注力するために2014年に居酒屋をやめて、自然薯王国をスタートしました。
自然薯王国の自然薯商品は、自然薯を丁寧にすりおろし1人前ずつ真空パックにし小分け包装されているので、普段は冷凍庫で保存しておいて食べる分だけで解凍し、あとはかけるだけ。擦る手間なしで季節に関係なく、いつでも手軽に自然薯を味わえる、とても便利な商品です。
自然薯などの山芋などをすりおろして冷凍している商品は珍しくもありませんが、自然薯王国の自然薯とろろの魅力はその「ふわふわトロトロ」食感にあります。
自然薯は空気を含むほどふわふわになります。自然薯王国では1時間ほどの時間をかけて丁寧にすりおろします。ひとくち食べるとなんともいえないなめらかな舌ざわりです。粘りはしっかりあるものの、スルスルと喉を通り過ぎていきます。
そんなふわとろ食感の自然薯をベースに、出汁だけで味付けしたシンプルな「博多 白とろろ」、ステーキやお刺身にかけて美味しい「茎わさびとろろ」など、いくつか味付けがあります。その中で私のお気に入り(最もご飯に合う)は、「醤油味」です。
味付けは利尻産の昆布と枕崎産のカツオで取った1番だしを使用。そこに少し醤油が加えられています。熱々ご飯にかけると出汁の香りがフワっと立ち昇ります。「醤油味」と言っても「うっすら醤油味」なので、ご飯にのせる場合は自分で醤油をプラスするとよりご飯が進むでしょう。
シンプルに白米も美味しいですが、雑穀米のようなもちもちプチプチとした食感のお米と合わせるのも美味しいし、まぐろの切り身をのせてトロロ鉄火丼も美味しい。ご飯だけでなく、熱々のお蕎麦やお味噌汁などの汁物にプラスしてもOK。
お取り寄せグルメは濃い味付けのものが多いですが、たまには優しい味わいのグルメもよいですね。
長船クニヒコさん(おかわりJAPAN 主宰)
日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するブログ「おかわりJAPAN」主宰。北は北海道から南は沖縄県まで、全国津々浦々の「これさえがあればご飯が進む!」を探求し続け、今までに食べた”ご飯のお供”の種類は1,500種類以上。
その地域に伝わる伝統的なご飯のお供から、創意工夫尽くされたあっと驚く新感覚なお供まで、さまざまなご飯のお供の魅力をブログにて発信しています。ご飯のお供達人としてメディア出演も多数。
ご飯のお供専門ECサイト「おかわりJAPAN商店」