お取り寄せの達人のオススメ!
井出留美さん(食品ロス問題ジャーナリスト)
レモンピールと蜂蜜、レモン風味のホワイトチョコで甘さ爽やかケーキに!
初めてこのレモンケーキをいただいたのは「年下の男の子」からでした!そう、甥っ子からです。彼は長野県の出身で四国の大学に通っており、帰省の際に買ってくれたのでした。レモンケーキのお店、フランセは首都圏にある店ですから、首都圏に住んでいない甥っ子が、よくこんなおいしいお菓子の店を知っていたなあ、と感心しました。
またあのレモンケーキを食べたいなあと思っていたところ、ふとしたことで近所の店を見たら、なんとレモンケーキが売っていたのです!
ただ、レモンケーキは人気商品なので、品切れしていることも多く……そんなとき、オンラインショップは、とても便利です。先日も、出張時にお世話になった長崎の方へプレゼントしようと思い、オンラインショップで注文し、ちゃっかり自分の食べる分も注文しました。
年配の方にも若い方にも人気で、世代を問わないので、三世代家族や取引先など、どんなお相手にも喜んでいただけます。
しっとりしたスポンジ生地の中にはレモンピールと蜂蜜が入っていて、単なる香りづけではなく、レモンの果実を食べている感覚を味わえます。
さらに、このスポンジ生地が、レモン風味のホワイトチョコレートでコーティングしてあるのです。普通のチョコレートだと甘すぎてしつこいかもしれませんが、ホワイトチョコレートでレモン風味というところがポイントです。レモンのしっかりとした酸味が加わり、甘すぎないのです。レモンの香りがとてもさわやか。
レモンケーキが入っている箱は黄色。そして、包み紙は、白・黒・黄を基調にしたもので、デザインもおしゃれ。フランセは1957年創業の老舗で、パッケージもレトロな雰囲気が醸し出されています。北澤平祐さんという方のデザインだそうです。
北澤さんは、パッケージのイラストのほか、書籍の装画や広告など、幅広い分野で活躍されているイラストレーター。彼の作品は、意外に身近なところで見つかるかもしれませんよ。
https://www.tis-home.com/heisuke-kitazawa/works/11728
フランセ創業者の高井二郎さんは、フランスに縁のある洋画家、東郷青児さんと青山学院大学で同窓生だったとのこと。フランスの洋菓子と身近に触れる機会が多く、この洋菓子文化を日本に広めようと、レモンケーキやブランデーケーキなどを発表していきました。
レモンケーキは、しっかりと冷やされていたほうが、チョコレートコーティングのパリッと感とスポンジのやわらかさのコンビネーションが味わえます。冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめです。
フランセの定番商品、ミルフィユの「れもん」も、さっぱりした味で人気です。こちらも、ぜひご一緒に。
井出留美さん(食品ロス問題ジャーナリスト)
ライオン(株)、JICA海外協力隊、日本ケロッグ等を経て独立。食品ロス削減推進法成立のきっかけを作った。著書に『食べものが足りない!』『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』(第68回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)他。第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和二年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。
[ウェブサイト] office 3.11