万葉の梅園 6個入り
引網香月堂
6月は入梅の季節。「梅雨」という呼び名のとおり、青梅が並ぶ時期でもあり、一年のうちでも特に、梅のお菓子や梅シロップのドリンクをいただきたくなります。きゅっと口をすぼめつつ、あの甘酸っぱさを味わうと、クエン酸のパワーなのか、なんだか食欲も沸いてきますし、元気が出ますね。梅のお菓子としてすぐに思いつく一つが、こちらの「万葉の梅園」です。私は、日本の古典文学が好きで、日本最古の歌集と言われる『万葉集』も大好きなので、古代のロマンを感じさせるネーミングにも心惹かれます。
このお菓子を作られた「引網香月堂」は、富山県高岡市で創業した和菓子店です。現在のご当主は、4代目の引網康博さん。高岡といえば、奈良時代に活躍した歌人・大伴家持(おおとものやかもち)ゆかりの地です。『万葉集』の代表的歌人として知られる家持が、奈良時代、高岡市の伏木の地にあった国府に、国守として赴任したことから、ここはまさに万葉の里なのです。
この「万葉の梅園」も、万葉集の中にある「梅の花 咲き散る園に 我行かむ 君が使ひを片待ちがてり」という歌にちなんで創作されたのだそう。梅は、花の香り高さや姿の可憐さと共に、様々に利用できる果実の有用さを併せ持ち、古来から多くの人に愛されてました。このように古典文学作品に登場するのも、その一つの証ですね。
「引網香月堂」の「万葉の梅園」は、いわば梅入りの大福です。国産の梅を柔らかく蜜煮して、北海道産白いんげん豆のみで自家製餡した白餡と、北陸産の餅粉を使った求肥で包んでいます。使用する梅の品種は、「古城梅(ごじろうめ)」という、実がしっかり締まって硬く、「青いダイヤ」とも称されているものだそう。じっくり時間をかけて丁寧に煮ることで、じゅわっとみずみずしい食感に仕上がっています。求肥はもっちりとやわらかく、かじると、白餡の品のよい甘さに、梅の果汁の酸味が混じり合って、ちょうどよい塩梅になるのです。
中には種がそのまま入っていますが、この種を、口の中でコロコロとしばらく転がしているのも、梅好きにはひそかに楽しい時間です。種が割れて、いわゆる「天神様」に出会えた時などは、何かちょっといいことが起こりそうな予感も!
煎茶と相性がいいのはもちろんですが、実は、ブラックのコーヒーや紅茶とも合う、華やかさのある味わいです。富山の日本酒と合わせるというのも、大人ならではの楽しみ方ですね。スパークリング系とのペアリングもお勧めですよ!
更新日:2018年06月04日
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