ミルコロエイジングヨーグルト 200g瓶×3
オオヤブデイリーファーム
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです!
今回は、1個1000円するヨーグルトをご紹介します。
「えっ、ヨーグルトが1000円?! 高いよー!」と思ったアナタ。そんな方にこそ、最後まで読んでもらいたい! 読んでもらえたら、なぜ1000円するのか、なぜそれまでしてそのヨーグルトを作りたいのか、そのこだわりがわかります。
熊本県・合志市のオオヤブデイリーファームさんが手掛けた「ミルコロ エイジングヨーグルト」、通称「ミルコロ」。
ミルクとオロの造語でミルコロ。オロはスペイン語、イタリア語で“金色”の意味。ミルクの美味しさの違いを金色に磨きあげてヨーグルトにした、という気持ちが込められています。
ミルコロの最大の特徴は、二層式のヨーグルト。上は厚みのあるクリーム層、下はフレッシュなヨーグルトの構成です。こういうタイプのヨーグルトって皆さん食べたことありますか?ぼくは初めてでした。
まずは、弾力と厚みのあるクリーム層から。
食べてみると、まるで濃厚なレアチーズケーキみたいなんです! ほんとにヨーグルトなのか!? けど、美味しい!
このクリーム層を説明するために、ここから少しお勉強タイム! このクリーム層の正体は、通常の牛乳で作られたものではなく、ノンホモ牛乳で作られた特徴です。
え? ノンホモ牛乳ってなーに?
ハイ、ご説明しましょう!
通常の牛乳は、脂肪分が分離しないように脂肪球を壊して均一化して作ります。これを「ホモジナイズ」と呼びます。覚えてね。
ノンホモ牛乳は、ホモジナイズ(均一化)をノン(しない)、でノンホモ。そう、脂肪球を均一化しないで作るのです。なので、生乳の成分をそのまま含んでいるため、本来のクリーミーなコクが味わえます。
話は戻りますが、このクリーム層こそがエイジング(熟成)された乳脂肪分が固まったものであり、ノンホモ牛乳の特徴でもあるのです! ノンホモ牛乳は殺菌なども時間がかかるため、作るのはすっごく大変なのですが、牛乳の持つ美味しさを伝えたいという気持ちがよく分かりますね。
さあ、勉強タイム終わり!(笑)
厚みのあるクリームの下は、フレッシュなヨーグルト! やさしい甘さとともに、直感的に鮮度の高さが伝わってきます。上のクリーム層とあわせて食べると、なんとも言えない贅沢感がナイスィーツ!
最後に、容器も注目してみましょう。
実際に手に取ってみるとよくわかるのですが、これガラスなんです。空気にできるだけ触れないようにして酸化も防ぎ、鮮度を保つためにガラスの容器にしています。
さらに凄いのが、この白ガラスは「砡」と呼ばれるもので、なんと日本では1社しか製造していない貴重なもの! あの伊勢神宮の御神酒の容器にも使われている由緒正しいガラスなんですよ。凄スィーツ!!
さあ、いかがだったでしょうか。たしかにお値段は1個1,000円とリッチですが、味にも容器にもこれだけこだわって作られたことを考えると納得してもらえたのではないでしょうか?
自分へのご褒美に、大切な方への贈り物にぜひ使ってみてください!
更新日:2019年05月17日
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