果物のストーリーや記憶までも感じられるセミドライフルーツ

2023年7月、仙台でコンサートをさせて頂きました。その際に聴きにいらして下さった方から頂いたプレゼントが、このセミドライフルーツでした。

品の良い清楚な包みに詰められ、お行儀よく並んだドライフルーツたち。いつも思うのですが、ドライフルーツを食べながら、その果物たちの生い立ちや今日までの歴史が浮かんでくるのです。

例えば、この林檎は豊かな大地ですくすく育って、実を結んで手摘みされて、皮を丁寧に剥かれて、そっと干されて、優しく包装されて私のところにやってきたんだな、とか。

またある時は、このレモンは燦々と太陽の光を浴びて風にもなびいて大きくなって、綺麗にスライスされて、ゆっくり乾燥されて、私の口に入ってくれたんだな、とか。

その果物たちが、雄弁に私にそのストーリーと記憶を語ってくれるように感じるのです。だから私はドライフルーツが昔から大好きなのです。

ところがこの綾farmのセミドライフルーツたちは、ちょっと違うのです。今まで食べてきた果物のイメージを、さらに色濃く感じさせてくれるのです。

例えば洋梨は、みずみずしさとふくよかさは生で頂くよりも強く味わうことができました。「ドライフルーツなのにみずみずしいって、どういうこと？」と思いますが、本当なんです。ふっくらで柔らかくて、香りも甘さも独特のこってり感もドライフルーツと思えないくらいなのです。苺もしかり。

それもそのはず。作り手の綾farmさんは「季節や旬に合わせてフルーツの産地・品種を変更して、 国産フルーツにこだわり、みなさまにおいしく、そして安心して召し上がっていただきたい」という願いのもと、その時その時の最良のものを厳選していらっしゃるのだそうです。

果物ひとつひとつと向き合って、その生い立ちやストーリーやキャラクターを全て理解して上で丁寧に作っているのが、ひと口食べただけで明らかにわかるのです。だから食べている間中に浮かぶ果物たちの歴史が、より一層喜びに満ちているのを感じるかとができるのです。

プレゼントに最適です。軽くてお洒落で日持ちもします。私が頂いた贈り物の中で、最も嬉しかったものの一つです。ぜひ味わってみて下さいね。

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