お取り寄せの達人のオススメ!
TOMOKOさん(家庭料理研究家)
中国東北地方の個性的なラム肉の水餃子で、猛暑を乗り切ろう!
~この度、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。~
中国東北地方の家庭料理が評判の「味坊集団」が経営するお店は、神田「味坊」を始めとして都内で拡大を続けており、この6月にも秋葉原に「香福味坊」という新店舗をオープンするなど、その勢いは止まりません。
味坊グループを経営する梁さんの故郷は、モンゴルやロシアの国境に程近い中国東北地方の黒竜江省だそうで、非常に厳しい冬を耐え忍びそこで食す料理は、私たちが慣れ親しんでいる強い火力とたっぷりの油で食材を炒める中華料理と異なり、根菜や羊肉を多用し、しょう油や塩で煮たり茹でたりする、素朴で滋味深いメニューが特徴です。
お店でも自然発酵した白菜の漬物「酸菜(サンツァイ)」を用いた鍋や、羊肉の串焼きなど、シンプルでリーズナブルな料理が人気なんですよ。
羊肉LOVEの私は、ほろほろに煮込まれた優しい塩味の「茹で羊スペアリブ(白水羊排)」や、野趣あふれる「串焼き」は外せませんが、羊肉を使ったもっちもちの「水餃子」もお勧め!
こちらの味坊集団のHPでおとりよせできる「【お試しセット】味坊の水餃子」は、羊肉の水餃子というだけではなく、「羊肉とトマト」「羊肉と玉葱」「ニラと玉子の水餃子(えび入り)」「羊肉と大根の水餃子」「羊肉とセロリ」と中国東北地方の味の多様性が楽しめる、5種の詰め合わせとなっています!!
また5つの味ごとに別包装されていて、色違いの丸シールが目印として袋に貼られているので、今日は何味を食べようかなぁ、と伝統の味を食べ比べすることができるんです。
ちなみに私のお気に入りは「羊肉と大根の水餃子【青色シール】」。この地方の名物に大根と羊肉や豚肉を煮たものがあるそうで、それを彷彿させるこの水餃子は、素朴だけど茹でた大根やニンジンの食感が面白く、またさっぱり食べられるのも良いですね。
また番外編としてぜひご紹介したいのが「ニラと玉子の水餃子(えび入り)【黄色のシール】」。そう、あの「ニラ卵」が水餃子になっちゃってるんです(笑)。
しかもぷりっぷりの小えび入りなので、何だか小皿料理を食べたような気分になっちゃうんですよね。これは水餃子の具としてはかなり珍しいと思いますので、ぜひお試しいただきたい一品です。
中国より招聘したというプロの麺点師(餃子や焼売の専門家)が、自社の工房で一つ一つ手で包んだ餃子は、もっちりトゥルトゥルで、うま味いっぱいの「あん」がギュッと詰まっています。日本の餃子と比べると、野菜より肉の割合が多いのも羊肉好きとしては気に入っています。
そのまま食べても良し、黒酢やラー油などをつけても美味しいです。また冷めた後にはパリッと油で焼けば二度楽しめますよ。
中国東北地方の本場の味、人気店のあの味が、並ばずに自宅で気軽に楽しめます。お店同様に少し冷やしたナチュラル赤ワインと組み合わせて、ご堪能あれ!
TOMOKOさん(家庭料理研究家)
おとりよせネット開設時よりスタッフとして関わり、「お取り寄せの達人」などの連載を担当。平日は中堅サラリーマンとしてせっせと働く、週末限定の兼業料理研究家です!