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岩住ゆうこさん(株式会社Her Style 代表)
夏の和菓子といえばこれ! ふんわり甘い絶品若鮎
本日ご紹介させていただきますのは京都にある大極殿本舗の「若あゆ」です。清流に泳ぐ若鮎の姿を形取った和菓子。5月も半ばを過ぎると和菓子屋さんでは必ずと言って登場する夏の風物詩。
数ある若鮎の中で、私が一番大好きなのが大極殿本舗さんの「若あゆ」です。こちらの若いは外側柔らかく甘いカステラ。少し大きめの外観に中味は求肥がたっぷりと入っています。
一般的に関東の若鮎は求肥と餡子が中に入っているようですが、京都の若鮎は求肥のみとなっています。
こちらの若鮎も求肥のみですが、ここだけの独特の味わい。外側のカステラと中の求肥が絶妙なバランスで食感と味わいを構築しています。クセのない絶品の若鮎は、老若男女問わず愛される味わいです。
私自身もこちらの「若あゆ」をいただく前までは、若鮎は好きな和菓子ではありませんでした。ですが、京都を訪れました時に太極殿本舗さんを知り、こちらの「若あゆ」の大ファンとなりました。
私がよく伺うのは烏丸御池にある六角店ですが、趣のある店内には喫茶も併設されていて、いろいろな甘味を味わうことができます。本店は昨年リニューアルオープンされて、こちらにもサロンが新設されたということです。
太極殿本舗さんの創業は1885年(明治18年)、「山城屋」の屋号で和菓子店を開いたことから始まります。
2代目が長崎でカステラづくりを学んだという経緯から、1895年(明治28年)に京都でいち早く本格的な「カステイラ」の販売を始めたということです。卵が高級品だった当時、卵をたくさん使うお菓子をあえて作る店は、ほとんどなかったそうです。
今でも百貨店などでのお取り扱いはなく、本店と六角店の甘味処「栖園(せいえん)」のみで販売です。「いいもの探訪」では、手に入りにくい太極殿本舗の「若あゆ」が、オンラインでお買い求めできますよ!
私は家族でいただくために購入しますが、もちろんお持たせやご贈答にも最適です。夏の京都を思い起こす、太極殿本舗さんの「若あゆ」を是非お手元に!
岩住ゆうこさん(株式会社Her Style 代表)
美味しいものが大好きで、ブログやネットで活動する傍ら、芦屋にて、カップケーキと焼き菓子のお店 「petit bisou 芦屋」をオープン。
現在は、不動産のお仕事をメインにしつつ、次女と一緒に、ホームページ制作会社「Her Style」を立ち上げ、活動中。関西・東京行ったり来たりしています。